地域とひとつになる夏の夜——「海士町の夏を楽しむキンニャモニャプラン」販売開始

25.06.02

この夏、Entôでは、海士町の暮らしと祝祭文化に深く触れる特別プランをご用意しました

舞台は、約1,000人が輪になって踊る「海士町大感謝祭2025」。
昨年は天候により中止となったこのお祭りが、今年こそ、と島の人々の想いをのせて、満を持して開催されます。

夜の港町に響く太鼓と唄。仮装した人々が集い、笑い、踊りながら進む「キンニャモニャ・パレード」。
Entôではこの日限り、スタッフも法被をまとい、ゲストの皆さんと一緒に地域の輪に加わります。
お祭りのあとは、芝生のテラスから花火を見上げ、踊り終えた仲間たちとBBQを囲む直会(なおらい)の時間を。
屋台やお土産で使える地域通貨もついて、まちとつながる夏の夜を心ゆくまでお楽しみいただけます。

宿泊は、木の穏やかな香り漂う3階建ての〈NEST棟〉のお部屋。
滞在スタイルに合わせて、以下のタイプをご用意しています。

〈NEST SU〉
3階西側の端、海に突き出すように佇む、プライベートテラス付のスイートルーム。目の前のジオ・スケープを作品に変える、大きな額縁のような窓フレームが印象的な1日1組だけの特別な空間です

〈NEST JS〉
スイートルームに次ぐ広さを持つ、プライベートテラス付の客室です。ユニバーサル仕様で、どなたでも快適な滞在をお愉しみいただけます。

「ただ訪れる」のではなく、「ともに過ごす」旅を。
この夏だけの“輪の中”へ。Entôで、島とひとつになる夜を体験してみませんか。

※直会(なおらい):「直会」というのは神事のあとに行われる反省会・懇親会のことを指します。この海士町では打ち上げの代わりに「直会」という表現を使います。

フィナーレに菱浦湾内から打ち上げられる水上花火©中村組 フィナーレに菱浦湾内から打ち上げられる水上花火©中村組

◾️プラン内容
 2泊3日 朝夕4食付き
8/29
 "キンニャモニャ踊り"  練習
 ※踊りはとっても簡単!夕方と朝2回、Entôスタッフが丁寧に伝授します。
夕食 Entô Diningにて

8/30
"キンニャモニャ踊り"  パレードへの参加、ジオテラスで花火大会観覧
夕食 ジオテラスにて

特典  ※中学生以上限定
・Entôオリジナル法被プレゼント
・屋台やお土産で使える地域通貨ハーン3,000円分

■お食事について
 2泊ともに夕朝食が含まれております。
〈ご夕食〉
 8/29 自然コース - jinen -
 旬の野菜を中心とした季節のコース料理。
 隠岐をまるごと旅するようなひとときを。
 ・場所:Entô Dining
 ・時間:2部制 18:00~ / 19:00~
 
 8/30 テラスBBQ
 パレード終了後、花火を見ながらEntôのジオテラスでBBQ。
 ・場所:Entô ジオテラス
 ・時間:19:45~

〈ご朝食〉
 海士町産の食材をふんだんに用いた和朝食。
 どこか懐かしくほっとする。あたたかな朝食で1日の始ま りを。
・場所:Entô Dining
・時間:詳細な時間はチェックイン時にご案内いたします。
 
※ご予約状況によってはご希望に添えない場合がございます。
あらかじめご了承ください。

海士町大感謝祭とは?
「キンニャモニャ祭り」を引き継ぎ、挑戦×交流×継承を象徴する祭り
キンニャモニャ祭りは、郷土愛を深めながら島全体で交流できる場を作りたいという想いから、当時の商工会女性部が中心となり、平成8年に始められたものです。「キンニャモニャ」とは、隠岐民謡の「キンニャモニャ節」に由来し、諸説ありますが、海士町菱浦に生まれた杉山松太郎さんが明治十年の「西南戦争」に従軍し、九州の土地の唄をうろ覚えで持ち帰った自作自演の曲(機織唄)として歌い踊り継がれてきたと言われています。

キンニャモニャ踊り©海士町 キンニャモニャ踊り©海士町

現在では、両手に「しゃもじ」を持って楽しく踊られ多くの人々に愛されています。祭りはオープニング恒例の「餅なげ」、ステージでの民謡披露や、新鮮な島の魚介類や郷土料理、ビール等を楽しめる出店、約1,000人がしゃもじを持って踊る圧巻の「キンニャモニャパレード」、夏の終わりを感じさせるフィナーレの花火は菱浦湾内から打ち上げられます。
(出典:ないものはない海士町公式note)